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手汗や足汗を注射で止める ボトックス(BTX法)

多汗症の治療として、ボツリヌス菌のA型毒素を抽出したボトックスという薬剤を注射するという方法があります。

汗を止めるためには、患部に毒性を弱めたボツリヌス菌を皮下注射します。
すると、交感神経をブロックして汗腺への指令を止めることができます。
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もともと眼瞼痙攣(がんけんけいれん)や顔面けいれんなどの不随意運動の治療に使用されていました。
日本では、1996年に眼瞼痙攣(がんけんけいれん)の治療に対して保険適応になり、2000年には、片側顔面痙攣にも保険適応があります。

多汗症治療では、脇汗(腋窩多汗症・えきかたかんしょう)のみ2012年から保険適応になっています。

また、最近ではエイジングケアで眉間のしわをとる方法として、美容皮膚科などで行われていることで、ボトックス注射の治療が一般的に知られていることでしょう。

手汗のボトックス注射のメリット・デメリット

手汗(手掌多汗症)や足汗(足蹠多汗症)を止めるための治療として、ボトックス注射は保険適応ではありませんが、手のひらや足の裏の汗を止めるのにも効果があります。

手のひらの場合、両手で30~40ヵ所に注射をする必要があるので、注射が怖いという人や痛みに弱い人にはつらいでしょう。

また、筋力が弱まり握力が弱くなることがあるので、手を使う職業で筋力が弱くなってしまうことによって不都合がある場合はお勧めできません。

また、胸腔鏡下交感神経節遮断術(ETS手術)のように根本治療ではないので、代償性発汗はほとんどありません。
なので汗を止める効果の持続期間は、個人差はありますが、4ヶ月~6ヶ月ほどで、1回の治療に約10万円かかるのがデメリットです。

ですが、アレルギーや副作用の心配もなく、注射したその日から入浴や運動もできるので、夏の期間だけとか受験生の試験の期間だけとか一時的にどうしても手汗を止めたいなどの場合には効果的に手汗を止めることができる方法だと思います。